こんにちは。
最近フルサイズが気になって仕方ないkawadaiです。
昨年6月にAPS-Cであるd5500を購入して半年、より満足のいく写真生活を送りたいと新しいレンズに手を伸ばし、三脚を購入し、順調にカメラ沼の淵まで来ております。
そんな私ですが、懐事情もあり、できるだけ寄り道せずにある程度満足できる撮影環境を整えたいと思ってはいるのです。
APS-Cで一通り揃えたあとにフルサイズへ転向し、今までのレンズが使えない、、、というよく聞く展開は回避したい!
というわけで、自分のこれからのカメラ生活を客観的に見つめなおすため、各所で書きまくられているであろう比較記事を私も書いちゃった次第であります。
前置きが長くなってしまいました。
まずは現状の手持ちレンズ確認から
①AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II
②AF-S DX 35mm f/1.8G
③SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD F004
④10-20mm F/3.5 EX DC HSM
うーん、4本中3本がAPS-C専用、すでに若干の手遅れ感、、、?
いやいや、①のキットレンズは仕方ないし、d5500で超広角を持とうとすると④のようにAPS-C専用になるのは仕方のないこと!
大丈夫、まだ大丈夫です!
現状の確認も終えました。
では、気を取り直して比較していきましょう。
今回比較対象としてAPS-Cは手持ちのd5500、フルサイズとしてはd750を具体例としてあげていきます。
何故d750かって? 現実的に手が出る範囲で、もっとも気になってる機体だからです。
①価格
先立つものがなければ何も始まりませんよね。
d5500: 60,398円
d750: 164,260円
ともに2018年1月5日時点 Amazon調べです。

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価格差としては10万円、2.7倍近くなっていますね。
d5500を選べばレンズ1-2本は上乗せできそう
②重さ
d5500: 422g
d750: 748g
その差は326g、フルサイズの中でも小型軽量と言われるd750ですらこの重さ。これを問題なしと考えるかどうかは腕力や性別にもよるでしょうか。
一時的に持つことは可能でしょう。
しかし、ずっと構えて撮影できるかどうかとなると話は別。
フルサイズをと願うのなら、少しでも鍛えておく方が賢明かもしれません。
③高感度耐性
実はフルサイズがほしいと思った理由として、これがかなり大きくあります。
三脚を持っているものの、やはり持ち歩くのが面倒だったり、街中では使うのに気が引けたり、そもそも三脚禁止だったり。
夕方でも夜でも、手持ちでバシバシ撮りたいじゃないですか。
さっと構えてさっと撮れる。
じっくり撮影することを否定する気はございません。しかし、私の場合は枚数たくさん撮るのが上達への近道かなと。
④レンズ
レンズに関してはフルサイズ用、APS-C用それぞれに良いものがあり、比べることはできません。
しかし、調べていくと種類がフルサイズ用の方が多いこと、また値段も格段に高いものが多いことは間違いないでしょう。
羨ましいですよね大三元。

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⑤ダイナミックレンジ
これは暗いところから明るいところまで写せる範囲のことをいいます。
白飛び黒つぶれへの耐性と言い換えることもできる。
これに関してはフルサイズに軍配があがります。センサーサイズの大きさが決め手。
まとめ
以上5項目で、あーでもない、こーでもないと言って来ましたが結論です。
フルサイズじゃないとできないことは、そんなに多くはありません。
高感度での撮影は確かに魅力的です。
しかし、ノイズの許容範囲は人によって異なりますし、面倒がらずにSSをあげて三脚を使えば綺麗な写真が残せることでしょう。
焦点距離がAPS-Cで伸びる関係上、スポーツ観戦や野鳥撮影などの望遠を求めるスタイルならAPS-Cの方が有利ですらあります。
コントラストの激しい被写体に対してはフルサイズ有利は間違いありません。だが、ある程度までならレタッチでどうにかなります。
それでも、
やはりフルサイズは素晴らしい。
大きく重いフルサイズのオーナーであるという所有欲。
高価で種類の多いレンズを選ぶ悩み楽しみ。
どんな被写体も対応してくれる信頼。
これらはきっと、私たちのカメラ人生を満足させてくれるものです。
これからの生活の中で、思いも悩みもきっと変わることもあるでしょう。
しかし現在、フルサイズへの憧れは、大きく強く私の中に根付いています。
長くなってしまいましたが、これにてフルサイズとAPS-Cの比較記事は終了でございます。
最後までお付き合いいただいた皆様に最大の感謝を。:)